正しく認識してる?忌引きについて
皆さんは忌引きについて正しく認識していますか?
親族が亡くなった際に、学校や職場を休むことという具合にざっくりと認識している方は多いと思います。

そもそも忌引き自体人生で何度も経験することではないですし、学生自体には、忌引きに関することは親がやってくれたという場合が多いので、あまり詳しく知らないということもあるでしょう。

ということで、今回はそんな忌引きについてお話ししようと思います。

まず、忌引きという言葉を聞くと多くの方が、親族が亡くなったとき、登校・通勤する能力はあるが学校・職場を休むということをイメージするかと思います。しかし、正しくは忌引きという言葉が意味するのは「喪に服す」ということです。

・「喪に服す」とは
「喪に服す」と聞いたとき、なんとなくはイメージできるけれど言葉にできないという方はいらっしゃると思います。大辞泉によると「喪」とは、「人の死後、その近親の者が、一定の期間、外出や社交性な行動を避けて身を慎むこと」となっています。この「喪」にこもることを「服」というので、「喪に服する」と表現するのです。また「忌」というのは、死の穢れを忌み嫌ったというところからきています。

現在は生活様式や人々の価値観の変化に伴い、「喪に服す」というのは様式を重視するというより、故人を偲ぶという気持ちの方に価値を置いています。

ですので、忌引きという言葉は忌引休暇を指すとほとんどの人に伝わりますが、忌引き単体の意味としては「喪に服す」を指すと覚えておいてください。

・忌引休暇の日数は?
忌引きが認められる期間とはどれくらいの長さなのでしょうか?これは重要なポイントなのでお伝えしようと思います。ご存知の方も多いとは思いますが、亡くなった相手との血縁関係によって忌引き休暇の日数は変化します。

配偶者:10日間
父母:7日間(喪主なら10日間)
子:5日間
祖父母:3日間
兄弟姉妹:3日間
おじ・おば:1日間
孫:1日間
以上のような日数になっています。ただ、各勤め先の就業規則等の労働条件、各学校の教務規則によってそれぞれ決められていますので、格事業所や学校の担当者に確認する必要があります。また遠方に住んでいる場合は移動に時間を有しますので、その移動日数が忌引き休暇に含まれるのかどうかも確認しておくのが良いでしょう。

いかがでしたか?
忌引きについて理解を深めていただけたでしょうか?
頻繁に経験することではないので、今回の内容はぜひ覚えておいてくださいね。

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