3分でわかる葬儀の流れ〜納棺まで編〜
家族・大切な人が亡くなったとき、皆様はどのような行動を取ればいいかご存知でしょうか。
家族・大切な人の死ほど悲しいことはありませんし、できるだけ考えたくないですよね。

しかし、どんなに辛くても、遺族は葬式の準備をしなくてはなりません。

今回は、そのようなときに困らないよう、また、葬儀において故人と多くの時間を過ごせるよう、
葬儀の流れについて説明させていただきます。

1、死亡確認
医師によって、ご臨終または死亡が伝えられます。

2、末期の水
これは「死に水」ともいい、最期を看取る人全員が逝く人を送リ出す、仏教では大切な葬送儀礼の一つです。
末期の水の手順としては、茶碗に水を用意し、新しい脱脂綿やガーゼを割り箸で挟み、茶碗の水を含ませ、故人の唇を潤します。これを血縁の近い方から順番に行います。

3、エンゼルケアー湯灌・清拭、見繕い、死化粧—
ご遺体の湯灌、見繕い、死化粧を行います。
湯灌は、亡くなった方をお風呂に入れることを指します。身を清めて来世への旅たちをさせる意味があります。

見繕いは、ご遺体の着替えです。基本的には、死装束に着替えますが、個人がお気に入りだった着物や服を着せてあげるのもいいでしょう。

4、遺体の搬送
葬儀社を決め、その葬儀社に正確な住所を伝え、運んでもらいます。

5、死亡診断書の受け取り
ご遺体搬送の手配ができたら、次は医師に「死亡診断書」を書いてもらいましょう。

家族が亡くなった場合には7日以内に故人が住民登録していた区市町役所に「死亡届」を提出しなければなりません。

6、近親者へ連絡

7、上記の手順を済ませたら、葬儀社の担当者が到着するのを待ちます。

8、ご遺体の安置
ご自宅などに着いたご遺体は、宗派の作法に従い、部屋に安置します。
そして同時に枕飾りの祭壇を用意する必要があります。

葬儀社で葬儀を行う場合は葬儀社が全てしてくれますが、「枕飾り」は文机などの仮祭壇用の台に白布を掛け、死装束、一本箸を刺した一膳飯、水、枕団子などを供え、焼香できるよう線香、香炉、灯明をおきます。

9、葬儀の打ち合わせ・準備
僧侶が到着する前に、葬儀社の担当者及び近親者と葬儀の打ち合わせをします。  

10、納棺
僧侶が到着した際には、ひとまずお茶を出して、挨拶をします。
そして、ご遺体の前に案内し、「枕経」を読経してもらいます。
「枕経」が終わると、僧侶立ち会いのもと、近親者でご遺体を棺に納めます。

そして、ご遺体には死装束を施し、故人の愛用品なども、一緒に納めてあげます。

いかがだったでしょうか。
あまり考えたくはないですが、いざというとき、故人との残りの時間に多くを避けるよう、ある程度知識として、
流れを覚えておきましょう。

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